やり過ごされる日々

元気ですか?

昨年末に東京を離れてから、ずっとご無沙汰してしまいました。
新しい生活が始まって、
主婦としての役割を立派に果たしたのは年末年始の休みの間だけで、
思い起こせば、かなり甘えた生活を、ここ長野でも続けています。

先日仕事もあって東京に行って、久々に友人と会ってきました。
新宿で待ち合わせて、ふらりと行きたい店に入って、
気ままに飲んで食べては、近況の報告にふける。

東京に住んでいたときにはあまりにもそれが日常で
「毎日の楽しいこと」だったけど、
今回のそれは、「貴重」で「ありがたい」もので「感謝」を覚えてしまう。
そのくらい久々にリフレッシュさせて貰った。

新幹線で長野へ帰らなければならない私はそのまま分かれたけど、
残り2人の友人は、そのまま大久保の居酒屋へ。
「友達がやってる店があって・・・」だって。
いいなぁ。

うらやましいけど、こっちもいいよ。長野、田舎生活。
住む場所と毎日のリズムはやや変わりましたが、
私自身はあまり何も変わっちゃおりません。元気でやってます。
みんなは元気ですか?

また時々の報告を。

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朝寝がたまらなく気持ちいい日々。

気分転換に題名を長くしてみる。
昨年末に引越しをして新しい生活が始まってからしばらくたった。
最初は家具から何から、生活にないと困るものが多く
それを選んだり、買い揃えたり、現物が送られてくるのをウキウキ待ったり・・・
と、落ち着かず、でもそれすらも楽しんでいるという日々が続いた。

でもそれもひと段落して、仕事も始まって
作る朝ごはんは簡素化され、
作るよりも旦那さんに作っていただくことが増え、
今朝持たせたお昼ごはんはおにぎりたったひとつだけ。

今も「ごめんね」と思っているのだ。
「ごめんね」とか「ありがとう」とか、ちゃんと思っているので、
まだよいかと思っている。
これが当たり前って思ったらいけませんな。





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復活かどうかはわかりません

かなりご無沙汰してました。

別に、忙しかったわけではありませんが、

引越したのでネット環境が整わず、今も整っていないのだけど。

何もお知らせしないまま、年を越してしまいました。

遅くなりましたが、今年もよろしく。

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がむしゃらさん

仕事をしています。
結構ストイックに。
なんでこんなに頑張ってるんだっけ?などと
何のために頑張っていたか忘れてしまいそうなくらいに。

でも帰り道。
自転車に乗れば今日あった嫌なことも
明日に詰め込んだ仕事への不安も
通り過ぎる風がマフラーをなびかせるのと共に
過去へと連れ去っていってくれるから不思議だ。
がむしゃらさんがさわやかさんに戻る瞬間を
坂道を下る私は
今日、目撃したのだった。
そんな自分の、たったひとつの目撃情報を頼りに
明日への糸口を探す。
なんつって~


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わりきりたいの、たくないの。

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photo:この間のキャンプ場。木漏れ日がきれい


日々、思うことがあります。
あるいは、日々思うのに、答えがぶれそうになったり、
答えが分かっているのに、分からないフリをしたりすること。

私が大切にするべき場所について。
その“場”は、家族であり、友人であり、職場であり
これから生活を共にしようと決めた人・・・であったりする。
でも、そのすべてに優先順位なく向き合うと、体が千切れそうになって
苦しいので、「仕事とプライベート」等と言って、人は立て分けたりするのだろう。
けれど。

例えば農耕の民であった、ずっと昔の人たちに
そんな価値観はなく、その人がいる環境はそのまま、
生きる場でしかなかったはず。

そんな感覚で仕事をして、そんなひたむきさで人と向き合いたいと
思っているのです。

今日もアングラな思索を重ねて、夜がふける。



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空は私に息を深く吸わす



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先日、キャンプに行ってきました。
空が抜けるように青くて、風が気持ちよくて、
上を向いて深呼吸を何度もした。

夜は寒くて、近くの温泉に行った。
長風呂は私だけで、友達をひどく待たせてしまった。

やっぱりキャンプはいいな。
ハンモックも欲しいな。

という、そういうことを思いました。

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3LDK、庭付きメゾネット!

他のことは、全くのらりくらりとしているくせに、
来年から住む家のことだけは、もう
2ヵ月半も前に探して、見事、決めてしまった。

それにしても、東京と長野の家賃の違いには本当に驚かされる。
1Kの今よりも安くなって、庭がつくなんて。
早速、友達に田舎暮らしをお薦めしておいた。



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白樺は葉っぱの色もきれい。

突然、家でネットが繋がらなくなってしまった。
携帯電話で更新してみたら、慣れていないため、上手くいかない。



先日、たしか10月の始め。
飯綱の別荘(!!・・というか借り物です)の、テラスからの白樺が
とても綺麗でした。



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虜にさせる罠かもよ。


栗の木の下では
まっすぐに栗を見上げてはいけません。
たとえどんなに立派に実っていて、
今にも栗が落ちてきそうであっても
それに見とれるならば斜めからしか見ては駄目です。

毬が落ちてくるからね。
きっとニヒルに「怪我するぜっ」と
言いながら落ちている。
でも中はほくほくと甘くて、それでいてセンチメンタルな秋を運んでくる。
生まれながらのジゴロな奴。
栗。

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それはミニスカート。

谷川俊太郎の詩、「生きる」を改めて読むと。
これは大人になってからの方が面白く読めることに気付く。

それはミニスカート
それはピカソ
それはヨハンシュトラウス
すべての美しいものに出会うということ。

いま、生きているということ。
…………
新幹線に乗る直前につい、
品川駅のアンデルセンでパンを買いすぎてしまうこと。
かな、私は。

生きているということ。
こんなに買ってどうするんだ?
でも結構食べれちゃうということ。

いま、生きているなと。
思ったり、思わなかったり。





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飛び起きたらもう昼で、気がつけばもう秋。

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私にとって、自転車と新聞は、結構相容れない存在同士だ。
新聞は主に電車の中で読むもので、
電車に乗るということは自転車に乗らないということだし、
自転車に乗るということは電車に乗らないから新聞は読まない。

自転車を降りてから新聞を読めばいいじゃないかと
言われたらそれまでだけど、
自転車に乗ると、会社についてから着替えたりするので
時間がないのだよ。

でもこのところ、ほとんど自転車も乗っていないけど
実は新聞も読んでないのでした。
なんのこっちゃ、です。

急に涼しくなって、秋になってしまった気配。
冬に向かいつつある季節を追いかけるようにして仕事をしている。
仕事を前倒しで片付けて、季節を先取りする生活を送りたいと、
それはいつも願っていることのひとつなのだけれど。






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Cut the sky sharply.

Sora

土曜日の丸の内を歩いた。
丸の内的OLステイタスを気分だけでも味わってみたかったけど、
土曜日のそれは、あまり強いインスピレーションで私を鼓舞しなかった。
平日や夕方に行くといいのでしょうね。

東京の空は灰色ばかりかというと、ちっともそんなことはないし、
寧ろ、ビルの淵によって切り取られ、すごい存在感を示している。
芸術的なほどに。




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一度灰になってから、目覚める。

私の今の部屋は、南向きにベランダがあり、
幸せなことに、さらに東側にも細長い窓がある。
だから、天気のよい朝、少し寝坊して目覚めるときには決まって、
ジリジリと朝日に照らされながら目覚める。
ここ最近は、それが暑苦しくなく、心地よい。
秋になってきたな。あぁ、だからか。
秋の夜長と気長に構えていると、あっというまに丑三つ時。
また明日も寝不足のまま、満員電車に吸い込まれ、
吐き出されしては会社に運ばれる破目になる。

朝日を浴びて目覚めるなんて、それでも贅沢の部類に入ると思うから、
もしも今度住む部屋に、東向きの窓があったら、
そこから差し込む朝日が真っ直ぐ降り注ぐ場所に
四角いマットレスを置くのだ。

あ、また、妄想。


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間取りに囲まれ、見る夢は。

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新しく始まる生活を前に、新しい“アジト”を探すべく、
ネットの賃貸住宅情報の間取りとよなよなにらめっこしている。
大切な何かを待ちわびながら、その準備に取り掛かる時間は
すでにその大切なものと感情を共にしているので、
もう、その幸せな時間に含まれているのかもしれない。

ちょうど、コーヒーを淹れるときのように。
豆を挽いて、フィルターを丁寧にセットして
お湯を注がれた豆が膨らむのを待つ時間が確かに幸せであるように。
たとえ僅かでもその香りがたてば、
既に美味しく仕上がるコーヒーを想像している。
そして、微笑んでいる。




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本日のスゴチャリ

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自転車で会社に行く途中、とある商店街のはずれでスゴチャリ発見。
ハンドルの中心に、傘が付けられている。
これなら、最近多かった不意に激しく振る夕立も大丈夫。
少し前が見にくいけど。
風が吹くとよろけるけど。
信号待ちのとき、隣の人に邪魔扱いされそうだけど。
・・・って、大丈夫なんだろうか。心配だ。
しょうもない発明ばかりするおじさんが、たまにテレビに出てくるのを
見たことがあるけれど、それに近い惜しさとしょうもなさと、面白さがある。

いずれにしても、どんな時も自転車でどこまでもいってやろう、という
オーナーの心意気が垣間見られるカスタマイズに感動だ。

自転車生活の原点は、やはりママチャリだなぁ。
オミソレシマシタ。





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弟ははっぴ着てたかな。

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履きなれない足袋は、足が痛いよね。
だから何度もこうして道にしゃがみこんでしまう。
何度も履き直してみては、
ああでもない、こうでもない。

この彼の前方では、自転車を止めて
ママが見てるの、ママもはっぴ着て。
弟を自転車の荷台に乗せて。

昨日の夜から、近くの神社でお祭り。
神輿に群がる人ごみを抜けるために、自転車を降りて
浴衣やはっぴの人たちの間を、オドオドと通り過ぎて家に帰ってきた。
そのくらい、地元の人たちが盛り上がってる。

家を出た直後に、微笑ましい家族と出会ってしまったから
つい、隠し撮りを。
捕まる?

あー、お祭り行きたい。



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すきなものとの関係 

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昔の部屋の写真で、以前にアップしたことのある写真をコラージュ。
3年位前も今も、好きなものにあまり大きな違いはないようだ。
使い続けている家具もさることながら、
新しく買い換えた筈の小物も、以前持っていたそれと
あまり変わり映えしないものをまた繰り返し買っている。

そういうことに気が付いた。
自分が好きなものというのを、自分でちゃんと分かっておくことは
きっと、いいことなんだと思う。






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ネコはネコでも、バスである。

私は、ネコバスに似ているといわれます。
これを話すと、人が喜んでくれるので、最近よくこれを使います。
「誰に似てるって言われる?」なんて聞かれたら
シメタ!とばかりにこれを使います。

するとだんだん使い古されてきて、
話す相手は別の人だとしても、自分がもう、言ってて面白くなくなってしまっている。
だから次は、何に似てるって言おうかなと
街を歩きながら考えている。

何に似ているんだろう。
それで、何に似ていると言えば面白いんだろう。


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ブレブレ レインボー


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初めて屋形船に乗った。
屋形船と言えば、天ぷら・・と言われるようだけれども、
私が乗った船は、「もんじゃ屋形」。
鉄板ものはいつも、焼くことに夢中になってしまって
お台場についても夜景はほんの少し、チラ見した程度だ。
それでもこの絶景は写真に収めておこうと慌ててシャッターを押すと
とても動きのある写真がとれたというわけ。

何はともあれ、とても美味しく楽しい船旅になりました。
あの場を設けてくれた先輩に感謝です。






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あるいは雲を、シーツのように

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仕事でよく、飛行機に乗る機会があって。

丸く小さな飛行機の窓から、真っ白な雲海を見下ろす時
そこに積乱雲の塊があれば決まって、
「竜の巣だ」と思ってしまうのは、私だけではないはず。
そしてひとり、ラピュタが近いことを確信する。

飛行機に乗るとよく、ジブリの映画のことを思う。2回に1回は思う。
そして、この雲海の中に飛び込んでみても
何かの力で助かるのではないかと、ふと思ってしまう。
オウムが金色の糸ですくい上げてくれるかもしれない。
ラピュタの木の根が、抱きかかえてくれるかもしれない。
トトロのお腹に落ちて、受け止められて、跳ね返るのかもしれない。

それともこの雲の全てをシーツにして
キングサイズのベッドのように、そのまま眠ってしまうのもいい。





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北欧なのに何故、ARABIAなのだろう

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パラティッシ。
こちらもまた、ARABIA社のシリーズ。
こういうお皿には、何をのせて食べるんだろう。
ピロシキかな。それはロシアだ。
分かった。ミートボールだ。なんとなく。

アラビアの皿を調べてばかりいる。
サイトによっては皿の裏側もちゃんと見せてくれる。


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そして、それすらもまた魅了される要因になる。
すてきだなぁ。魔法かなぁ。

アラビアカタブラ、アラビアータ食べたいってアータ。
最後はダジャレカヨ。




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コバルトブルーのグラデーション

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なんだか、いつからか、北欧流行の昨今。
流行りになんて、乗っかるものか!っと意地を張ろうとする自分もいなくはない。
それでも入ってくる情報量が多いこともあり、
家具も食器も、子供の玩具でさえも、あのほっこりとしたデザインに
結局魅せられてしまっている。

先日、銀座の松屋で北欧展をやっていて、たまたま見に行ったら、
ARABIA社のVALENCIAというシリーズに出会った。
2002年に廃盤になってしまったらしいが、今更気に入ってしまった。
この手描きの藍色グラデーション。
「年々、入手が困難になっています」と言われると、今のうちに!と
つい、購買意欲をそそられてしまっている。

欲しいけどなかなか手に入れられなかったり、
無理をすれば何とか購入できても、値段が高いとやはり・・・という、
憧れの存在を見つけるのはいいことだ。
欲は、張り合いになるからね。

デザイナーUlla Procopeと絵付師の両方のサインが
一枚一枚の皿に施されている。

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すてきじゃないか。
よぉし、これも、いつの日かニーズだ。



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スイッチの切り替えについて

土日の遊び呆けた時間の後には、月曜日の朝に向かって
スイッチを切り替えねばならない時間が必ずある。
「サザエさん症候群」とも言うらしい、そのギアチェンジの為の心の負荷は、
何歳になっても、必要なものなのだなと思う本日。日曜の夜です。

そんな自分の愚考ぶりを笑い飛ばすかのように、
ストイックなアスリートが、情熱大陸の中で語っていたりする。
そうやって過ごす日曜の夜も、以前はよくあったのだけれど、
部屋にテレビがなくなって、かれこれもう1年半だ。

それで最近、そろそろテレビが欲しいなと思っていたら、結婚することになって
すると、新しい生活にはテレビがおまけで(?)ついてくることになってラッキー。

だから、もう半年後には日曜日の夜には情熱大陸の後に、世界遺産を見ながら
シャツにアイロンをかけて、鞄の中を整理して、
その日常の動作の中で、徐々に月曜日へのスイッチを入れることになるんだろう。
そうなるまでは、なんとかこの日曜日の夜をやり過ごして
明日の朝を待つしかないか。


土曜日の夜に『マジックアワー』を観た。
三谷さんは、本当に映画が好きな方なんだなぁという気がした。
さんざん笑ったんだけど、最後にほんのりじーんとさせられる空気を
そのまま家に持ち帰った。

来週はあんまり雨が降りませんように。






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メニュー公開!でも後悔はしない。

先日の日曜日の会合の献立は、以下のとおりです。

・切って皿に盛っただけの野菜サラダ
・ブルスケッタ(バジルなし。瓶詰めのバジルが切れていた)
・各種蒸し野菜(ベーコンをカリカリにしたのとオリーブオイルで作ったドレッシングで)

ここまでは、それなりに統一感があって、
慌てて冷やしたシャンパンにも合うのだった。
問題はここからだ。

・エビチリ(これがメイン)
・ご飯(白米)
・お吸い物(味噌を切らしていた。)


全く統一感がない。
ご飯を作って、振舞ってみたかったっていう身勝手な自己満足のために
呼び出されたお二人がもし、戸惑っていたのだったら
ごめんなさいと思います。

次はリベンジの意味で、統一感を図ってお呼びします。






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お野菜食べなさい、という会合。

昨日はお友達を家に呼んで、ご飯を作りながら、待った。
でも、部屋の掃除に時間がかかり過ぎて、
友達が2人揃ったのに、料理が間に合わなかった。

お酒と前菜的なものと、メインと汁物と、すべてに統一感がなく、
何をアテにお酒を飲んで、何をおかずにご飯を食べていいのやら、
自分でも分からなかったから、二人はもっと戸惑っただろう。
でも、そんなことにこだわる暇もなく、
それぞれの口から、言葉がこぼれて
流れて、溢れて、混ざり合った。

誰かと一緒にご飯を食べることへ喜びは、
集まった3人ともが、ちゃんと感じていたからかな。

また、一人暮らし友達を集めて、
こんなホームパーティーな日々を送りたいものだナ。





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捨てきれないのは、夏祭りの未練

福岡で衝動買いした浴衣の出番がない!と涼しくなった朝に気付いた。
だから、今週の花火大会を検索した。
目黒不動尊の縁日も検索した。
会社の仲間を縁日に誘った。まだ一ヵ月も先だというのに。
近所の神社の祭りにも、友人のスケジュールを抑えた。

何時になく完璧なスケジューリング。
「こだわり」や「意地」とは、前向きな言葉として分類されるべきだ。
無計画な私が、そのお陰でこんなにも計画的に物事を進めようとしているのだから。
やり残したことのないように、
しっかりと夏を満喫し、秋風と共に見送りましょう。
もすこし残暑が続いても、いいのだよ。


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ポニョは金魚じゃないけど

夏休みは『ポニョ』を観て来ました。
可愛くて可愛くてもう、歌も台詞も何度も真似て遊んでいる。

毎年そうなんだけど、
お盆を過ぎると、急に夏が終わっていくことに焦りを感じ始めます。
何か今年も夏にやり残したことがあるんじゃないか?と。
こんなふうに焦るのは、他の季節の終わりにはない。

そんな思考の中で、『金魚すくい』をやり残してると思うのは
これってやっぱり、ポニョの影響かな。


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明日からまた、仕事スタートです。
そして、まもなく佳境に入ってくる。
これをなし遂げていくんだぞと、自分に言い聞かせる。
そのための粘り強さは、ねばねばしたものを食べると
多少なりともつくのかな。

残暑と残業を、ねばねば野菜で乗り切りつつ、
やり残した夏の宿題を片付けよう。







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過ぎていく夏の休日を嘆く

明日、鎌倉の花火大会に行くという友人は、会社の人の誘いで仕方なく行くという。
それに行きたくて仕方がない私はといえば、明日は普段どおりの仕事。
行きたいのに行けない人もいるというのに、行きたくないのに行く人もいるなんて。

このイライラはもう、マラソンで解消だ!と思って、マラソン大会にエントリー。
ハーフマラソンを3時間かけてゆっくり走ります。
けど、さすがにもう少しちゃんと走らないと。皆様にご迷惑をお掛けしてしまう。
確か10月。それまでに体力つけようと思います。
花火とマラソンは全く関係ないけど。

今日の東京湾花火大会も結局、浴衣の準備も何もできずに断念。
「どうせ、混んでるし。」
行きたいのに行けない時の負け惜しみ、常套句。
行きたくないインドアな気分を正当化するときの切り札。
でも私は切れないよそんなんじゃ。

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photo:5月の佐渡の海。
今頃は水着着て、パシャパシャ遊ぶ人で賑わっているんだろう。
ぬるくなって進まないビールの缶がたくさん、ビーチに置き去りにされたまま。
はしゃいだ歓声を、だんだんと遠くに聞きながら眠りこけ、
起きると酷く日焼けしている。 そんな誰かが、きっといるんだろう。





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登ったあとで気が付いたこと

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富士山がなかなか世界遺産に登録されない理由は、いろいろあるみたい。
ですが、一番は登山者たちの自然を守ろうとする意識が非常に薄いからだと。
雑誌に書いてありました。

日本は、登山のマナーが悪いみたいで、
エベレストの山頂を目指すベースキャンプのエリアにも、
日本語の漫画がポイッと捨ててあったりするんだって。
アルピニストの野口さんが、昔テレビで言っていた。

私は毎朝、会社の掃除をします。
はっきり言うと、そういうルールになっているから。
でも、義務感で始めたそれも、8年もやり続ければ
自分の置かれた環境を綺麗にすることについて、少しは考えるようになる。
自分が居る場に対しての、敬意や感謝。そして、背筋の伸びる思い。
それはいつでもずっと持ち続けられるものでもなくて、
すぐ忘れちゃったりもするんだけど。だから毎日掃除するんだけど。

場に対する愛着、愛情って、大切。
で、その愛着と愛情の有無が、ユネスコさんには見透かされていて、
世界遺産になれないのでは。富士山。

たぶん泣いてる。
だから、少なくともゴミを拾ってみたりする。





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浮き足立っている。

早々と仕事を切り上げて、
お友達とご飯を食べに行った。そこで、プレゼントを頂いてしまった。

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中空耐熱グラス。もちろん、ペアです。
何かとものを揃えていくとき、いちいちがペアで
セレクトされているのは、なんとも言えず、幸せなんだな。

グラスだの、お箸だの、お茶碗だの。
グラス意外まだ私の妄想の中でしかないけど、この妄想具合。
こんな平凡は、特に望んではいなかったはずなのになぁ。
いや、たぶん望んでいたんだなぁ。





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豪雨を逃れて夏気分

東京のゲリラ的雷雨から逃れて、降り立った福岡。

天神で、浴衣姿の女子を見た。
赤い帯に、赤い鼻緒の下駄で、パタパタと慣れない足取り。
破れたジーパンにサンダルをひっかけた彼氏に手招きされたら
地下鉄の改札に吸い込まれて行った。

川沿いのホテルから、花火が見えた。
覗き込む窓からずっと遠く、赤つめ草が開いたみたいに
小さな花火がひとつだけ。

そうじゃないかと思っていたけど
やっぱり世の中、夏が来てるみたいだ。
それに気付いたら、いてもたっても居られず、地下街で浴衣を。
即決で購入。だって、10% offだったんだもの。
これを着て早く、お祭りに出かけよう。

その時にはもっと臨場感たっぷりの大きな花火か、もしくは
そぅっと火を点ける、線香花火の類でも。






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嘘のような、ホントの検定。

コーヒーインストラクター検定、というものの、2級の受検を申し込んだ。
そんなものに、趣味で応募するのなんて、
時々、ちょっとした資格マニアになる私以外、そう居るものかと思っていたのに
「補欠8番」などという封書を受け取ってしまった。
つまり、受験者増により、これが厳正なる抽選の結果らしい。

聖職と呼ばれた教師の採用試験にも、コネや不正が横行する今の世において
「厳正なる抽選」という言葉が、世の中で一番ありえないもののように聞こえる。
でも、補欠でもいいから待てばいいことあるなら、
キャンセル待ちして、見えない行列の最後尾に並んでみようかな、とも思うのでした。

どうなることやら。









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山登りの祭典とはいかに。

夏フェス探していたら、新しいものを発見。
というか、お友達に教えてもらった。
patagonia主催(?)の映画祭とか言うのが気になる。
気にかかる。

http://special.yamakei.co.jp/karasawa/
多分、絶対おもしろいな。







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道程の小石と落葉に寄せる想い

筋肉痛って、あれなんで下りの階段の時ばっかり激痛が走るんだろう。
何故、ずっと座ってて、久々動くときに思い出したように痛み出すんだろう。
お陰で、変な歩き方をする怪しいおばちゃんになってしまっている。

富士山頂は観光地と化して、下山道の砂埃対策に
紙のマスクを1枚200円で売る始末。
しかもそれを買ってはみても、下山後には耳の中も、鼻の中も
真っ黒、という始末。

それでも山の空気は心地がよくて
空気が薄いのに、ついはしゃぐから、すぐに息が切れてしまう。
眼球の奥がずーんと重くなって
喉の奥に、甘酸っぱさを覚えてしまう。
寝不足も、高山病も、靴擦れも、言わずと知れた自業自得。

富士山は何も悪くない。
山はただそこに、佇んでいただけだ。

そこに登りし自らの、そのあまりにも小さきを
浮き彫りせり、富士登山。

なんて。







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夏フェスに行きたい。

探してみたら、ありましたありました。

今年これに行きたい。

栂池高原のSOS2008






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お酢仕込み

出張から帰っても、ついやってしまう
最近流行のピクルスの仕込み。もちろん私だけの流行り。
友人と行ったロシア料理の酢漬けが、いちいち美味しかったから、
あれに真似て、甘いのを作っている。

ものすごく、ちゃんとしていないのだけど、
最初はお酢と砂糖と、少しのオイルだけ。
その後粒胡椒を加えて、2日後に気が向いたらにんにくと鷹の爪。
何だか甘すぎるわね、といって塩をようやく加えたりして。

なんともどこまで、適当仕込み。
ぬか床じゃないんだから、伝統の味に仕上げようとするのは
多分間違っている。
でも、引き続いて作っちゃう。





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奥ゆかしきは、美しき

「織姫と彦星が思う存分再会を喜び合えるから、七夕が曇りでよかった。」
と、去年誰かが言っていた。
そして今年も、
厚く覆われた雲の上で、人目を気にせず秘め事はこっそりと。
二人はたぶんそういう年代でしょう。

渋谷の高架下でいちゃつく君たちとは、ワケが違うのだよ。
ただ「会える」ことの喜びも、その表現の仕方もきっと。

電信柱に隠れきれずに抱き合うカップルを横目に
蒸し暑さにうんざりしながら、そう考える私は。
大人になったのか。
歳をとったというのか。

前者であることを信じる。








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誰かの隣で歩を合わす

最寄り駅の、愛用していたA3の出口が工事のため使えなくなるという。
歩いて4分、走れば2分のこの好立地の私の悦を、乱そうとする大きな陰謀の源は、
平成22年に完成する、エレベーターの為だというけれど。
エレベーターひとつに2年もの歳月をかけるのは一体どんな無能な輩か。

そんな恨めしい告知のポスターを貼った、地下鉄の階段を不機嫌に登ると
登りきったところにある僅かなスペースで
工事の人達がヘルメットを脱いで、空いた缶コーヒーの口を灰皿にしながら
賑やかで柄が悪く、けれど伸びやかに、休息をとっていた。
あんな感じでのんびりエレベーターを駅に取り付けるのならば、
確かに2年なんて、すぐに過ぎてしまうのかもしれない。

「砂糖水を一生売り続けて、おまえは人生を無駄に過ごすのか。」
そう言って要人をヘッドハンティングして、ipodを売りまくった人もいる。
たぶんそういう人達のスピードに合わせて世の中は回っている。
でも、ヘルメットと靴を無造作に脱ぎ、休息をとる時の緩やかさとスピードを同じくして
たぶん、地球は回っている。

急いでいる人を捕まえて、今度聞いてみようと思う。
「なぜか?」
なんでなんだろうな。






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腹痛にも屈しない笑顔を

昨日はあんなに遅くまで起きていたのに
今朝は8時半に目が覚めた。快挙だ。
でも、日曜の朝に部屋で一人成し遂げた快挙は、誰も褒めてはくれない。
しかも体が冷えたのか、腹痛に背中を丸めて暫らく動けなかった。
昨日作ったカレーを温めたのだけど、そのせいかも。
今は確か梅雨なんだっけ。迂闊だった。
かっこ悪いな。
こんなときは笑ってごまかそうと、頬の筋肉を無理やり引上げてみたけど
ごまかす相手は自分しかいないので、意味がないから止めた。

それはそうとして、でもちゃんと、笑っていようと思う。
「おはよう」と「おやすみ」の時。「ただいま」と「おかえり」の時。
腰を屈めて両手で、小さな子供を抱きしめる時。
昔母がそうしてくれたように。
一人暮らしでも、一人部屋でにんまり思い出し笑いを得意とする
そんな私にはきっと朝飯前。そういう問題ではないけど。

雨の休日。キッチンでは鶏がらスープが煮詰められている。
いい休日だ。








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翼の大国

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明日はひさびさの福岡。それで荷物が妙に多かった。
右に大き目のいつものバッグ、左にノートパソコンと読みかけの新聞。
斜めに掛けた小さい鞄には、一眼レフのカメラが入っている。
ホームに地下鉄が、ちょうど入ってきて、風が
階段を下る私の髪を、素敵に巻き上げる。
駆け込む気力は、到底ない。

何故、こんな日に限って乗り換え駅でペットボトルなんか。
買うのが今日でなければいけない理由はないのに。

飛行機とはいえ、こんな荷物で明日、飛べるのかな。
なんて、疑いたくもなるのだった。

でも明日になれば、早起きして飛んでるのは分かってる。






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メープルシロップ=大人の法則

梅雨の晴れ間。しかも休日。だからフレンチトーストを焼いた。
トーストを焼くよりも時間はかかる。
ただトーストをかじるよりも、食べ終わるまでの時間は3分の1まで短縮された。
そのまま寝転がったら、洗濯中のタオルの間から空が。
眩しさに手をかざす。深呼吸をする。
隣のビジネスホテルの螺旋階段は、薄い緑色でところどころ錆びている。
古めかしさが可愛い。
大学の時によく通った自習室を思い出した。
自習とピアノの練習と、テレビでサッカーの応援とそれぞれの目的で集まった人達が
半分泊り込みのように生活していた自習室に
階段の錆び方が似ている。

年をとるのに合わせて、記憶の引き出しが増えていく。
どんなきっかけで何を思い出すか、最近は自分でも予想がつかない。

それは、時に景色であったり、交わした会話であったり
いつか見たことのある夢であったりする。
なんだか楽しく、幸せな気分だ。





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メープルシロップをかけるだなんて、大人になったなぁと思う。




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どこまで行くんだ、キャベツ。

木々の枝を揺らす風は強く、5月と雖も、未だ冷たい。
それでも、風の冷たさとは裏腹に揺らされる枝の方はと言えば、
サワサワと乾いた音を鳴らし、どう見ても上機嫌であるようにしか見えない。

札幌から千歳空港までの電車は、高原のような森を走る。
今回の出張は、珍しく明るい時間の移動で、こんなことはめったにない。
だからつい、背後に見送る景色を、窓に張り付いて見入る。
ただ、森が続いている。

この路線からどのくらい西へ走れば、あの蝦夷富士羊蹄山は佇むのか。
何年か前に見た摩周湖は今日も、透明な水を湛えたまま
霧の中に隠れるように、静かに変わらず、あるのだろうか。
そんな想像を膨らませるには十分な、ふくよかな森が切れると、すぐに畑。
キャベツをずっと遠くまで、一列に並べて植えているおばあちゃんの畑。
まじ?
と思うくらい長いキャベツの行列。札幌から少し離れればもう、こんな景色なんだ。

思い出した。キャンプに行きたい。
キャンプに行きたいんだった。キャンプ、キャンプ、キャンプ。
嘘のような話ですが、何年か前から時々、呪文のように唱える時がある。
キャンプ、キャンプ、キャンプ、・・・時々自転車。最近は時々じゃないな。
以前に行った北海道は車で走っていたし、
あの時はまだ、自転車の魅力に出逢う前だった。
なんだかもったいないことをしたなぁと、思う他ない。
ほら、窓の向こうに興味を惹く看板が。
「自転車の駅」?
北の大地は間違いなく、自転車王国のようだね、やはり。

明るい時間の移動は心を乱す。
こんな情報が、五感を通していくらでも飛び込んでくる。
これに耐え切れないならば私は、夜型生活やってる方が無難だ。
でも、旅への思いに駆られる危険はわずかにスリル。

飛行機の窓から、ついに見えた羊蹄山の頭のてっぺんにまたも興奮。
その向こうには洞爺湖があるはず、なんて更に覗きこむけれど。
ほら、隣の人が迷惑そうに本で顔を隠してる。ごめんなさい。
でももう見ちゃったもんね。そして加えておきました。私の密かな旅先リストに。



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じつはね。

あのカニは、私も見つけていました。
ゆらゆら横歩きで、じきに砂の中に消えた。


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一緒に遊んでよ。

パズーみたいな少年が、浅瀬に何かを見つけて走る。

「カニだ!」

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「このへんに隠れたはず!」

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「いないの?」
「・・・むーん。」

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私も仲間に入れてよ。結構役に立つと思う。



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あとはもう、好き勝手。

スタートを切った後は、
走るのが40㌔だから、スタミナ温存の気配りは不要。
時間的にも余裕。
横目に見る海の、驚くほど穏やかなこと。

こんなロケーションではもう、好き勝手に寄り道しながら走り、
そのわりにAID STATIONではしっかりと栄養補給。
普段はちっとも食べないのにこういうときのバナナは格別に感じる。
バナナを食べた後に、わかめ蕎麦をおかわりしたりして、
順番もバラバラだった。ほんともう、好き勝手。

ASから歩いてすぐの防波堤。
本当に日本海か?と疑いたくなる程の青さ。

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穏やかすぎる景色が左右に広がり、
ただ通り過ぎるのは、どうも勿体無く感じてしまう。

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この場合、自転車はカンケイない。

夕日に見惚れていると、いつの間にか桟橋の端まで来ていて、
うっかり足をとられそうになった。
・・・かのような写真が撮れました。

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浮かれているのがよく分かるね、我ながら。


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バイバイバター

朝食のバターがない。
いつもバターを出していた出張先のホテルでも
いつのまにかバターが、「バター風味のマーガリン」にとってかわられていた。
たまに行くスーパーの棚にも、チーズの横にダイレクトにマーガリンが並ぶ。
バターがない。
大丈夫か?六花亭のバターサンド?!と思って調べてみた。
これはまだ、健在。

でもこんなにバターがないなら、
今度北海道に行ったら、あのマルセイを買い占めて、北海道バターも買いだめして
バターばかり食べて、油分を溜め込んで、ニキビを作ってやる。
それくらいしてでも、なくなると急にバターを欲するのは
これ、ひとの心理というもの。
でもこれが集団心理で、空港のお土産棚もすっからかんになっていたら。
どうしよう。妙に焦っている。でもそれはないと思う。

ところで、
「いつもお菓子食べてますよね。」
と、入社2ヶ月に満たない若造に言われた。早くもばれたか。
でもやめる気はないのよ。





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月曜日にはこうはいかない。

ドアを開けてみると外は霧雨で、なんとかなるなと思ったので
持っていた傘をそのまま、自転車置き場の横に引っ掛けて、丸腰で出掛けた。
電車に乗ったり、線路下を通ったりしていれば、雨に濡れずに目的地に辿り着ける。
傘を無防備にあんな所に引っ掛けておいてきた事だけが、少し気掛りだったけれど。
あの傘も持ち主の分からないまま、会社の倉庫に眠っていたものだから
なくなっていてもまぁ。

母の日のプレゼントを、母の日の当日に発送するなんて
出遅れているなぁ。

昨日パンクした自転車のタイヤを自分で直したら、1時間もかかった挙句、
中でチューブがねじれて旨く空気が入らないなんて。
今度、自転車屋に持っていってねじれを直してもらおう。パンクじゃなくて、ねじれを。

やっていることが支離滅裂で、地に足がつかない感じ。
これはたぶん、昨日の夜から続いている。
昨日の夜はメールのやりとりの途中で返信先を間違えたりもした。

なんて考えながら帰ってきたら、置いていったその場所にちゃんと傘が残っていた。
そんなことだと思っていたよ。

日曜日はこんなものです。でも明日の私は違うのじゃ。




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淋しがりやはともかくとして

起きぬけに、自分から電話をしておいてその直後、
相手が電話に出る前に眠ってしまっていた。
気付くと携帯電話のディスプレイが「通話」になっている。
焦ってみても、耳に当てた時には既に終話音が。

夜中に何ともなしに電話をするよりも、朝にした方が何だか気が落ち着いている。
とはいえ、自分からかけておいてすぐ寝るだなんて。
通話ボタンを押して5秒以内に寝たのだろう。
ごめんなさい。
それともあれは、夢だったのかも?

夕方から降った雨のことを今日は、褒めてあげたい気分。
降ればその分きっと、明日が晴れになるから。
洗濯物は明日乾けばいいよ。
だから明日こそは、鎌倉へ続く空がずっと青を深めながら続いて、そして
そのまま海に繋がっていますように。




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もしもそうなら、その時。

出張だとか締め切りだとか、朝礼だとか課題とか。
そういうものたちが、一定のプレスを心に与えながら
すごい勢いで過ぎ去っていった。
頭の裏側で大きな爆発が起きたかのように感じられた、この数日のできごとも、
すっかり過去のものになっていることに気付く。
雨の日のベランダには、全てをシンプルな過去にする力がある。

雨の日は静か。
部屋の前の国道を、浮かれて走るバイクが少ないから。
それを追うパトカーも減る。

別にゴールデンウィークだからと言って、
雨が降ってはいけないというわけではない。
ただ、
この連休のうちに、一日でも晴れてくれたら
その時は、君に伝えたいことがある。
「一緒に鎌倉へ行ってくれないか。」

なんて。自転車で鎌倉を走るという予定が
雨で延期になったというだけのことで、そのことはもう彼女には
朝の電話で連絡済さ-。






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往復60キロの戦利品

いざっ。と意気込んで出掛けた花市は、狛江駅のすぐ近くの
竜泉寺の境内で行われる小さな市でした。
手作りのものを持ち寄った作家さんたち自慢の
美味しいものや珍しいものが並ぶのです。
自転車で行ったら思ったとおり、片道1時間半の、遠い道のり。
着いた途端に雨に降られて、青いビニールシートばかりの市にざわめきだけが残る。
合羽とか持っていなかったから、なかなかに濡れそぼった私だったが、それでも。

工房イサドのカッティングボードと
アノダッテのジャムと
ユルリナの可愛らしい小冊子を手に
帰り道も、ほくほくのなのだった。

レモネードで一息ついて、また多摩川に沿って自転車を走らせて帰った。
ちょっと寒かったから、救われたな。これに。

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すぐ極めた気になるんだから。

のんびりとした目覚めと共に、そのまま(足で・・)窓を開けて
どんより曇り空を見た、つもりが、空に見られた感じがした。
仕方がないから起きることにする。伸びをしながらゆっくりと。
寝グセを一瞥、肌の調子を確認したらキッチンでぼんやり。

その後、朝からひたすら野菜を切って、コンソメでとりあえず煮詰める。
コンソメは足しながら作っていったら、あれ。何個入れたっけ?
何の料理か正体は出来上がってみないと分からない状態のまま
キッチンに座って、コーヒーを。
ペーパーフィルターでなく、ネルでドリップするとコーヒーの味が柔らかい。

嗚呼、土曜の幸せ、今ここに極まれり。

今日は花市に行く。





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COLORS!

『色』について考えていました。
会社で茶髪はどこまでが許されるのかを考えたことがあって。
色見本とにらめっこしても、でも。
結局わからないのですよね、髪の毛に染め付けられた色でないと。

そして、思考は横道に大きく逸れて、色見本が面白くなった。
世の中に存在する色の大体は色に名前が付いていて
ちゃんと番号なんかがふられているのだ。
四角く切り取られて色が行儀よく並ぶ色見本を見て、見続けて
何故かうっとりしている私は一体何者。
こういう、フェチ的行動がどうも多いな。そりゃ怪しいよな。
でもその時私はつまり、『色、』について
考えていただけなんです。

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ほら、じっと見てごらんよ。
この行儀のよい、スクウェアな色たちを。



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つぼみばかり追いかけている

浮き足立って出掛けた北海道はまだ肌寒くて、桜の盛りはGWだった。
道庁の脇の木がすこしほころんでいたけど、あとは全部つぼみ。

街路樹のこぶし(?)もつぼみがとんがっていた。
私がいくところはつぼみのところばっかりか。
東京の花盛りも逃した。つまんなーい。
・・・と言いつつも、それもいいかなと思って歩く。襟を立てて。

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空港でお土産を物色していると、背後から
「じゃがぽっくるというお菓子はないですか?」
「本日は完売致しました。」
というやりとりが聞こえてきた。
私も試しに他の店で聞いてみたけど同じ答えだった。
少し歩いたらまた、
「じゃがぽっくるがなくてさぁ~。」
と、キャリーケースを引き摺りながら、電話の相手に伝える人がいた。
そんなにそんなに、人気なのか?じゃがぽっくるって。






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とんで火に入る新玉葱

雨が上がったから、ショートパンツを穿きたくなった。
思うままに身支度をしたら、部屋でコーヒーを飲んでいる間にくしゃみが出た。
さすがにこれはないだろう。と気が付いて
仕方なく長袖長ズボンに収まる、相変わらずの肌寒い土曜日の始まり。

柔らかくて甘い玉葱が好きだ。
炒めたそれを、かたいパンの上にのせて食べるというのは
見た目は質素で寂しげに映るけど、食べてる本人はご満悦なのだから。
それでよしとなる。

さて今日は、何をしようかな。
昼寝時間は必須として。





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ルギャールの白い器

高価な食器を買い揃えるほどの余裕はもたない、私のシングルライフ。
少なくとも統一感を持たせようと
一人暮らしを始めてからずっと、食器は全て白、と決めている。

ただ、色が揃うとその分その質感の違いが目立ち、
失敗したこともしばしば。

かくして私は、白い食器の質感フェチとなった。

最近の気に入りは断然、ルギャール。
フランスのシノンという小さな町の工房で、ひとつひとつ手作りされるから
そりゃ、お値段も張りますが、アンティークのような薄灰色の肌が、凛としてきれい。
バラなどの装飾のついたものが多いけど、
私はこのつるりとしているようでしていない、プレーンなのをいつか。
新生活でニーズすることを夢見る。

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ジャン=バティスト氏。
どうか私を、待っていてください。




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張り切りすぎた七分袖

朝方からのうたた寝から目覚めて、ベッドから抜け出して空を見ると
灰色の砂でできた城のようで、それが今にも崩れてきそう。
なのに、無理して薄着で外へ。

春から冬へ逆戻り。
鳥肌気味の私の腕が、一日中、袖の端から覗いていた。

やだやだ。
明日は天気が良いといいな。






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スイッチを入れるのは簡単。

昨日の続きの今日が始まる。一瞬のうちに朝を迎えた。
朝もやの中の夢、飛び起きて感じる湿った空気、淀む空合い。
めまいをこらえてドアノブを捻る瞬間、念のため傘を持った。

今朝は一体、何時の電車にのれるだろうかと考えながら描いた、ゆがんだ眉を
まさにその、乗った電車の窓に映しながら揺られていた。

そんな朝が始まったとしても、オフィスが近づくにつれて
不思議と足取りに力が増してくるから不思議だ。

朝の掃除のための雑巾を絞るほどに、全身の毛穴がしまるのを感じる。
私ってすごい。というか、すごい、単純。

ビルの入り口の階段を下りる前に空を仰いだら、勢いよく雲が流れていた。
そんな小さなことで、もう全開に、エンジンをふかすことができる。
この簡単さをこんなにも誇りに思ったことはない。

あーよかった。今日も単純で。





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妄想する準備はできている

朝、電車が駅を3つ通過する間、
どこにどんな桜が咲いているかは、全て把握している。
線路の右側の並木を過ぎると、左側にぽつんぽつんと老木桜があり、
それが今頃、もう散り始めていることも、ちゃんと知っている。
例えば一週間くらい、いつもの電車に乗っていないとしても、
今の姿をちゃんと想像できる。

恵比寿を過ぎた辺りの
自動車学校の脇に立つ大木が、どんなふうに散り乱れて
駐車場の車の屋根に、どんな、気まぐれな みずたま模様を作っているのかも。
そのすぐ横を通り過ぎる人が、青空をバックに仰ぐ花を
どんな顔で見上げているかさえも。
その細部まで想像することができる。

ただ、そこに立つ自分の姿だけが、想像できない。
そんなのは自分が可愛そうだからと、
京都の桜を愛でる自分を想像したら、観光客の人ごみに押しつぶされそうになった。
自分だって、観光客だけど。
心地よい季節と時間は、あまりにも速く過ぎていく。





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花粉以外の何かが舞ってる

お昼休みに外に出て、空を仰いだら、そこには。
ビルの壁の隙間から、いつにも増して真っ青な空が切り取られていた。
真っ青な空の向こうは、まだ真っ青な空が続いているんだろう。

空を見たら、意味もなく走りたくなって、後輩を巻き込んで走った。
すぐそこのパスタ屋まで。
うそ。昼もやってる居酒屋まで。食べたのは塩さば定食。
パスタ屋だったらよかったのに。
キャベツとアンチョビのペペロンチーノなんか食べてでもいたら。
春っぽくて、OLっぽくて。

はしゃいで走っていたら、チャリンコが、リンリン。
邪魔だってさ。
でも春だから、リンリンの音も陽気に聞こえる。
「しょうがないなぁ。リンリン」と聞こえた。

桜が散っても、エイプリルフールに嘘をつき忘れても、春は始まったばかり。
河原に行きたいなぁ。




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持ち上げられてばっかりよ。

綱引きの綱で、勢いよく持ち上げられた。
昨日に引き続き研修での話だけど、スポーツ大会で綱引きの審判をやった私は。
スタートの合図を前に、ジリジリと綱を引くせっかちな輩に苛立って、
させてなるものかと、足元の綱に思い切り体重をかけて、
スタートの合図を待っていた私は。
用意スタートのホイッスルと共に、そのまま綱に乗って、宙に浮いて、
勢いよく床に叩きつけられた。
あろうことか、その瞬間の写真が今日になって発見され、会社で話題になった。

実はそのカメラにとらえられた一瞬の後、2回戦でも私は。
綱にあごを勢いよくぶつけて、今でもそれが痛いということを
恥ずかしくて、言えなかった。黙っておいた。

たかが綱引きで、あんなに本気になるなんて、みんなオトナゲない。







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捨てたいもの、持ちたいもの。

仕事から帰って家に一歩足を踏み入れた瞬間、毎回決まって、
うんざりするほど部屋にものが溢れている。
今の家に引っ越してから、結構いろんなものを、思い切って捨てたはずだというのに。
これ以上何を手放せと・・・?
でも、改めて見渡せば、1年に1回くらいしか開いてみない雑誌やら
作りもしない、手作りロウソクセットやら
タイのお土産のお香セットやらが幅をきかせている。
お香って。煙は苦手だ。

なるほど私は、必要なものと、捨てるべきものを選別するのが苦手だ。
不要なものを集める、私の頭の中には壁がない。
最近よく思う。
仕切るものがないから片付かない。

次の次の土日には、捨てられるものは全て手放して大掃除をすることを決意。
ライフ イズ、シンプル。必要なものなんて実は意外と少ないものなんだ。
シンプルに美しく。なりますよう。


こんなにも花日和の東京を離れて、私は週末雪国に引きこもろうとしている。
会社の研修の手伝いで菅平へ。
明日の朝はダウンを着込む。冬なんて嫌いなのに。





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折り重ねると兄弟になる。

糊を効かせてパリッとさせたシーツが気持ちいい。
出張先のホテルでそう思ったから、
家でもそれをしてみたら、糊が肌に合わなかったのか何なのか。
かぶれた。
張り切って何かをするとどうにも裏目に出る。
そしてその悲惨さを誰かに話したくなって。
話したら今までより、可愛そうな私と仲良くなってくれた。
ついでに私と同じくらい可愛そうな体験を語って
兄弟になってくれた。

「損して得する」ってこういうことかと思った。
いやちがうか。とも思った。







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振り返らないのが勇気

心が荒れると書いて、慌ただしいってことは
例え心が荒れていても、亡くしてないから私は。
慌てているだけで、忙しくはないんだ。

その証拠に江國香織なんか読んでいる。しかも初めて自分で買って。
ただそれは、日曜日の話。
一夜明けたら月曜日から、大きな波がやってきた感覚がある。
波にさらわれるままに流れたら、開花した桜諸共、跡形もなく流される予感が
現実的にして、思考が止まりそうになった。

人に苦言できる勇気は、それはすごいと思うけど
攻撃を元々好んでいる人もいる。
どんな自分になりたいか、それには何が必要か
もっとクリアにしておこうと思った。

ともあれ、頑張るということだ。





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お母さんやるじゃないの。

ここ最近の念願かなって、遂に「部屋でひなたぼっこ」を実行。
南向きの部屋であることの優越感に浸りながら寝転んで、
揺れる洗濯物を逆さまに見ながら。
こんなあたりまえの動作をずっとできないでいたのは忙しかったわけではない。
気持ちをリセットする時間を、自分で敢えて持とうとしていなかっただけのことだ。

ふと思い出して、昔母親が聞いていたという古い曲をインターネッで探してみた。
『風がはこぶもの』
1970年の歌だからiTuneでは見つからなかった。
他のページで見つけたら、
小学校の音楽の教科書に載るくらいの格付けになっている曲だった。

結婚したばかりの頃、ラジオから流れるこの歌をBGMに洗濯物をして
風に揺れるタオルやらシーツやらを眺めながら、
「幸せってこういうことか。」と思ったのだと、話していた。

その頃の彼女にはもう、自分の家庭があったってことが
今の私と決定的に違う部分だけど、
それだけを除いた条件で全く同じ気持ちを、30年前の母と共有した。

なんか、とてもいいんじゃないの。
やるじゃないの。
そうこうする間にすぐ日が傾いて、こんなにも早く、
あぁ日曜日が終わってしまう。




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おきばりやす。

春です。気持ちが逸ります。
こんなにも毎日の気分が好いものだったかな、春は。

桜の開花の知らせを聞くにつけ、袴姿の大学生を見るにつけ
あれを着たのは自分は何年前だったのかはおいといて、
周りの空気全体が軽くなっていくのを感じる。

心が擦り切れるほどに走り抜いてみたりしても
こういう季節があるなら、気張ってみるのもいいものだと思う。
こんな力がまだ残ってるんだと教えてくれる春が好き。







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傘下に浸る優しさ、窓越しに落ちる恋

せっかくの休日も、長く降り続く雨のせいで予定していた事の半分も実現できず。
予定と言っても洗濯と掃除と
出張中にできなかった仕事を片付ける為の遅めの休日出勤くらいのものですが。
しかも、思うように仕事が進まないのは雨とは何の関係もないか。
久々に見るデスクの上は、山積みされた郵便物と回覧の無法地帯。
自分の椅子なのに久々で、動きがどこかぎこちないというこの「アウェイ」な感覚。
何かとこの雨のせいにしようとしてみたけど、そうではないな。

むしろ雨は、人を優しくする。
そう感じるのは、雨が降っても傘をさそうとしない私に
周囲の人が見かねて傘を差し出してくれることが多いからだ。
洗濯をしようと思っていたのにこんな天気だし、
まぁいいか、と怠惰な自分を許してしまう。そんな私だからか。
雨の日は湿度が高いから肌がカサカサ乾燥しない。
肌のコンディションを理由に、鏡の前でイライラすることもない。
湿度。これは、直接人の感情に影響していると思う。
やっぱり雨は。人をゆったりと優しくする。

仕事があまりにもはかどらず、伸びをして窓の外を見たら
アスファルトの上で雨粒が行き場をなくしていた。
東京の雨はなかなか大地に染み込んでいかない。
ただ街を濡らすだけだ。
人の気持ちも流されずに、あるべき所にいつまでも留まっていればいいのに。
なんてことを考えるような、悩ましげな私ではない。
そんな妄想なんかして。これだから進まないんだ。仕事が。





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引っ越しません。

昨日書いた、ご近所になる予定だった彼女の引越しは一ヶ月先延ばしになった。
というのも、実際に物件を見に行って、1階がペンキ屋の3階の部屋で
塗料独特のシンナー的な匂いがある上、
自転車置き場もなく、エレベーターもない、という現実を目の当たりにしたため。

「それなら、私のマンションの上の階に空き部屋があったはず。
大家さんに電話を・・。」
私の好意から発する、このシンプルな提案は、言い終わる前に断たれた。
「でもあの辺、やっぱり何にもないじゃないですかぁ。」

そうだね。返す言葉はないさ。すきにするがいいよ。他をあたりなよ。
もし私があなたでも、きっとそうするよ。

でもひとことだけ言っておく。
誤解されたままなのは、私にとって不本意でいたたまれないのだ。
私の家のベランダにはもう、鳩はいないんだ。
ここは馬込。何も手に入らない町。でも鳩屋敷ではないのさ。





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引っ越します。

と言っていた後輩が、ずっと家が決まらず半泣きになっていた。
けどやっと新しい家が決まったと。
嬉しそうに差し出す間取り図と地図を見ると、
めちゃくちゃご近所だった。
心の中でガッツポーズ、

「私の家も周りに何もなくて不便だけどあんたのうちも不便ねぇ~。」
「そっちの方が国道沿いでうるさくて、可愛そうです。」
なんて、お互いのロケーションの不遇を罵り合って帰宅しようよ。

来週引越し。楽しみー。






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いろんな青・・・と白。

好きな色は?と聞かれたら、迷わず青か白と答える。
って、好きな色なんてここ最近聞かれたことはない。
しかも青か白って、迷っている。

どちらかというと白の方が、「自分の色」という気がする。
青はそれを表す名前が多くて、「憧れる」という感覚。
たとえば
『ジオスブルー』は自転車のメーカーGIOSのコーポレートカラー。
きりっとしていて美しい。
バーテープを白にしたくなる。

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『スカンジナビアンブルー』
これはSASスカンジナビア航空の色。
ブルー&(オレンジがかった)レッドがくっきり。

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北欧流行りの昨今、確かに行ってみたい。



それから『アラジンブルーフレーム』
東京に来る前まで使っていた古い石油ストーブ。

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今でも変わらぬ形でハンズなどに売っている。
私のは古くて、筒状の胴体を全部「よっこらしょ」と倒して
マッチで火をつけていた。おばあちゃん家みたいに。
上に載せたやかんから漏れる蒸気と共にゆっくり部屋が暖まる。
ゆっくり、ほっくり。



ボーダーのTシャツがたまらなく好きで、飽きもせずに買い貯めている。
青と白が好きだからか。

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青と白。2色揃うと深呼吸をしたくなる。





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暑さ寒さを疑ってかかる。

今日みたいな春らしい天気が続くと、
もう季節のスイッチは変わったかのように思う。
まさかもう、雪なんて降らないと思う。

しかし、ここで疑ってかかるのが、雪国の人の習性というか性。
3月の終わりでも平気で雪が降ることもあるから、
履き替えたスタッドレスは4月になるまで履きっぱなし。
案の定雪が降ったら、「これで降り切った」と言って、それでやっとタイヤを交換。
だからGSの人が、一年で最も忙しいのは、
3月の終わりに雪が降った次の日なのだという。
ほんとうですよ。

だからこのところの陽気にも、私は疑いを持っている。
「またまた、そんな悪ふざけを。騙されませんよ。」
「そうやってまた、急に寒くなったりするんだから。」
そんな感じでマフラーをしたら、今日はさすがに恥ずかしかった。
しかも春だ春だと浮き足立つ自分の心を抑えるのも、もどかしい。

でもこれが、雪国の人の癖。
それは、悲しい性なのだ。





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夢に身を置き忘れる。

追いかけられる夢を見た。
追いかけてくる人は、すごい速かったけど
私も思いのほか速かったし、普段ないくらい頭をフル回転させて
迷路のような道を、撒いてやった。そしたら。
一度はそれで済んだけど、その後すぐ犬を使って追いかけてきた。
で、また逃げて逃げて。
入ったことのない店に逃げ込んだら、見たことのある人達ばっかりで
ほっとした。

ほっとしたのも束の間、追いかけてきたあいつが店に入ってきた。
追いかけたことと追いかけられたことをみんなに内緒にして
駆け引きをした。
こっそりタクシーを呼んで、帰った、というふりをして
あいつがタクシーを追いかけて店を出て行ったのをこっそり見届けたら
今度こそ本当にほっとして、もう一度席に座る。
見たことのある人達と店に残って、何事もなかったかのように笑って
他愛もない話をした。


機転を利かして、逃げたり撒いたり、駆け引きを繰り返す夢なんて
はじめて見た。
こんな夢を何故見たか、深層心理を探りたい。
珍しい夢を見るといつもそう思う。







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FLEITAG

FLEITAGの財布を見つけて、思わず手を伸ばして、
(自分の)財布と相談して、買うのを止めた。

Img_7859thumb


FLEITAGはFLEITAG兄弟がやってるって知ってた?
スイスの高速道路沿いに住んでいた、仲良し兄弟ふたりは、
カラフルな幌をまとって、高速を走り過ぎていくトラックを、
ちいさな頃からもう、何度も何度もみていて
それであるとき、ふと、
あの幌を使って、鞄を作ろう!と思い立ち
作り方なんて一つも分からないのに、兄弟で鞄を作ることを
まず、勉強することから始めたんだって。

鮮やかな色の鞄を短く斜めに掛けて、メッセンジャー使いをしている人をよく見るけど
財布で淡い色は始めてみた。
物欲が久々に湧き上がった。買うのかな、たぶん買っちゃうんじゃないかな。





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スローライフが聞いて泣く

「LOHAS」とか「オーガニック」とか、スローな言葉が町中に溢れている。
そういうのが昔から好きだ。
だから、釣り針のようにぶら下げられたそういうキーワードに、
いつも迂闊にも吊り上げられてしまう。

そういうお店の看板をみると立ち止まってしまうし、
雑貨の話なら「長く使い込めば使い込むほど味が出る」、とか言われると
何の変哲もないヌメ革の小物たちが、徐々に自分の手に馴染んで
ペットのような愛着をもつ過程を想像せずにはいられない。

でも、私は、
私の生活は、スローではない。
日々いろんな時間に家を出るけど、遅くとも8時前には必ずどこかに出掛けてる。
仕事の繁忙期には結構な移動距離を誇り、土日ともなく出勤することもある。
自宅は国道に面した1Kで、ベランダでは植物が枯れかけている。
いつでも忙しすぎるわけではないけど、
「スロー」を語れる要素も、まずもってひとつもないんだ。

体と心を癒すのは、
睡眠前にゆっくりと葉を広げて入れるハーブティなどではなく
どちらかと言えば強くもないのに飲むアルコール。
自分の首を絞めている。
だから余計にスローな生活とは程遠い。

ただ、それも嫌いじゃないってこと。
いつか自分の生活にスローが訪れるならば、今のうちはまだ
両手に荷物を抱えて走っているかのような、こんな時間も貴重かなと思っている。
そう思って走り抜けようと思っている。





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どっちが本でどっちが末か。

昔の写真のデータ整理をしている。
雑誌や本やアルバムの整理がなかなか進まないのと同じように、
ふいに見入ったり、プリントアウトしたり
思い出しては、はぁ、とほっこり温かいため息をついたりしていて
やはり思うように進まない。

今日も一昨年の写真でこんなのがあって。

- - - - - - - - - -

おととしの秋。
母と一緒に出かけた京都のとある庭園で。
いつもよりお行儀よく頂く、お抹茶と和菓子のセット。

まぁおいしそうね。
ねぇお母さん。
P1000255_2


一口で食べられるのだけど
今日はチマチマ、小さく口に運ぶ。
P1000257_3


あぁ、もう終わってしまう。
P1000258_3


たべちゃった。
朱色の皿をめでて、余韻に浸る。
P1000259_4

・・・はい、ごちそうさまでした。


とかね。ただ、残念なことに、
母と行った京都。ということ以外、どこの庭だったか、よく覚えていない。

ところで、こういう写真やブログが最近多い。
店でご飯を食べていてもブログに載せるためか、まずはともかく写真に収めて
その後ようやく箸をつける、と言う人を見かけることがある。
この写真を見る限り、私もそれをやっていたんだけど
どちらが目的なのか分からなくなるのは、侘しい。
だから最近あまりやらなくなった、んだけど。

美味しいとか美しいとか、それを誰かに知らせたいとか。
その発露は、素敵なことなのだけれど
写真をとって、ブログに書くとか写メで送ること以外のもっとシンプルな方法で
伝えられるのも大切なのでは、ないかと。

格好つけた表現という意味じゃなくて、素直に言葉で言い表したり
情報を丁寧に紙に落としたページを作ったり。

そういうことを考えたり、アップして遊んだりしているから
今日も作業はいつも以上に、ブレーキがかかる。







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なぜ なぜ やわらかい?

眠るように生きたい。しかも最近それができている。
と、友人が満足気な顔で最近よく言います。
「眠るように生きる。」
言葉の響きは好きだけど、どこかでネガティブなニュアンスが感じられて
いまひとつ賛成しないなぁ、と思っていた。
そしたら最近、
「いつもオーバーの中にこいぬをいれているような、ほのぼのとした気持ち」
と言う文章を村上春樹さんが書いているのを本で読んだ。
友人の言う「眠るように」というのがこういう意味ならば許せるな、と思った。

写真が苦手な村上さんは、カメラのレンズを向けられるとどうしても
顔が硬直してしまうのだけど、同じ空間に動物がいるとびっくりするほど
リラックスできるそう。
そして、『こいぬはなぜあったかい』という古い童謡がすきなのだそうです。

こいぬは なぜ なぜ こいぬは やわらかい?
こいぬを オーバーに しまって あるこうよ。
こいぬ こいぬ ちび なぜ やわらかい?

実際にオーバーの中に子犬を入れて生活するのは、
かなりむずかしいそうだけどね。って。


『村上ラヂオ』 村上春樹+大橋歩



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コーヒーほどに甘い、っていう。

行きたいと思っていた店にやっと行くことができた。
若いアーティストのギャラリーをやっていたり、本をたくさん置いていたりというのを
よく雑誌に紹介されていた。喫茶店です。

梅田駅から地図を見て、歩くこと20分。いや30分くらい歩いたかな。
『ライバルは向かいの中華食堂です』とオーナーが話すくらいに
駅から離れた住宅街の中にあると、別の本で読んだことがあった。
だから歩くほどに店や人が疎らになり、賑やかさを失っていく道のりにも
不安を感じることなく歩を進めた。

で、まず店内に並ぶたくさんの本を見て、
「おー」とか「すごーい」とか感嘆詞を連発したくなった、けど堪えて
ひとり内に秘めた興奮状態。ギャラリーだからね。

でも本と同じくらいかそれ以上、コーヒーの美味しさが。やばい。や、まじで。
苦味ベースなんだけど、砂糖ではなくてコーヒーの甘さが分かり。
抽出しはじめの瞬間が分かるくらいに香りが強くてなんてふくよか。

その日は朝から既に何杯もコーヒーを飲み続けていた。
ホテルの部屋でいれたインスタントに始まり
電車を待つ間、駅地下で飲んだ苦いばかりで且つ熱すぎて
すぐに飲めない「本日のブレンドコーヒー」。
雑貨店と併設されたおしゃれcafeのランチについてくるホット。

余計に美味しさが浮き彫りになったのだよ。
どれと比べても段違いの味と香りと伴う感激。

そして、コーヒー一杯を飲み終えるくらいの時間の間に
店には若いアーティストと思しき人が立て続けに二人も、作品を見せに来ていた。
若い人の数少ない、貴重な発表の場なのだということが
少しだけ見てとれた気がした。

itohen -Gallery Books Coffee-



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この季節さえあれば。

昨日春のことを書いてから、今日も春のことを考えている。
私の部署で一人、この時期に異動を予定している後輩がいる。
同期も異動になると言っていた。
そんな話を昨日ほぼ同時に二つ聞いて、思うことは春。そんな季節だなぁって。

春はスタートの季節と誰が決めたんだろう。
一年の始まりは極寒の冬の最中だというのに無理やり「新春」と呼ぶし。
きっと誰が決めたとかでもなく、この春という季節そのものに
いろんなものを蘇生させる力が最初からあるんだろう。
すごくすごく時間を遡った世界の最初の最初から。

一年で一番好きなのは5月。
まだ肌寒い4月を過ぎて、梅雨に入る直前までの手放しで春を満喫できる季節。
そういうことを考えながら古い写真を整理していたら
こんなんが出てきて、春への思いは更に強まりまた出かけたくなった。

Cimg0048






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鼻先をくすぐる

朝の支度の時間配分はとても重要で、間違えると秒単位で後に響く。
今日は歯磨きの配分が多すぎた。それで髪を乾かす時間を失った。

仕方がない。水が滴り落ちてるほどでもなし、
洗いたて、やや半乾きの髪をバサバサ言わせながらとりあえず駅まで走った。
地下鉄のコンクリートの階段に、パンプスのかかとが勢いよくあたり、
カンカンカンと音をたてる。その音が駅に響き渡り、恥ずかしい。

それでも何とか間に合って、電車がホームに入って来る。
バサバサの髪にとどめを刺すように突風が起こり、巻き上げて顔を隠す。
そんな殺伐とした状況で、何故かその時「春だなぁ。」と思った。
何故?
半乾きの髪でも凍るような寒さを感じなかったせいか、
走ったら温まり、わずかに汗をかいたからか。
でもたぶんそういう物理的なことだけではなくて、こう
ピンと張りつめた冬の空気がゆっくりと溶け始めている事を感じたのだと思う。
これから春になっていくんだなぁ、と。

ところで、季節によって言い表し方がいろいろあるよね。
訪れを感じる春。
「終わり」があるのは夏。
秋を「みいつけた」している間に
冬の足音が聞こえる。
なんでだろうと思う反面、なるほど、と納得する感じがどこかある。
こういうのって日本人ならではなんだろうな。




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デコボコ・ロコモコ・ランチ


土曜日のランチはこうでないと。

普段あまり話せなかった後輩と、オフィスから少し足を伸ばして
明治通り沿いのカフェランチ。
平日はコンビニで買ったサンドイッチとペットボトルのドリンクを
パソコンのディスプレイと睨めっこしながら、ひたすら飲み込んでいるからね。

土曜日はやっぱり、ゆっくりとしたランチを。
体を委ねて座るこのソファのようなやわらかい時間を。
コーヒーに普段は入れないミルクを入れて
スプーンでチャカチャ音を立てて、いつまでもかき混ぜたりしながら
なんでもないトークを。

普段は鍵をかけていた引き出しに、少し手をかけては
時間をかけて、口にしかけて、話すのを躊躇して、止めた。

「えー、なに。折角だから話しなよ。」
とか言いながら聞き出して。

聞き出してみてもやっぱりなんでもなかったけど
それもまた、楽しむ。
土曜日の昼下がりっぽく。

最後はデザートで締めるのも悪くなかったけど
さっき会社で配られたお菓子を食べ過ぎたからやめておいた。

外に出たら曇り空。
それでもまだ半分も、土曜日が残っていることの幸せを
噛み締めながらぶらぶらと帰宅した。






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何かをを磨きたい衝動

過去に行ったことを反省して、次の手立てを考えたい時や
自分の気持ちを整理したい時に
私はよく「何かを磨く」ことでその葛藤を乗り越えようとします。
以前はそれが車、つまり洗車でした。
ただ、決められた動作でマニュアル(ないけど)に沿って
磨き上げられて綺麗になる車の外観と共に、自分の心の中もすっきりと
徐々に整理されていくのです。

これは今の会社の社長に教わったやり方なんだけど
もう今は車を持っていないので、
今日は一心不乱にステンレスケトルを磨きました。
そして、反省することしきり。
考え事の中身は単純なことです。
「体調を崩した自分が悪い」、これを自分に認めさせただけなんだけど。

結果、キッチンも自分の気持ちもすっきりしたのさ。
何かあっても、これからも、磨くべきやかんがあれば大丈夫。
やかんとボンスターが私の強い味方。
笑ってしまうけど、お勧めです。

ぴかーん。
わっちの味方、ボンスター。
http://bonstar.co.jp/products-ki.html
あ、今度は自転車みがこ。




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二の足踏んでる暇はない

病院へ行った。
殺人的に柄の長い綿棒を鼻の奥まで刺す、あの検査。
私があまりに暴れるので、看護士さんに羽交い絞めにされながら
その検査を終えると、
「インフルエンザですね。」と言われた。またインフルエンザですか。
「そういうこともあるんですよ。」とうつむきながら先生が話していた。

っていう夢で目覚めたら、朝、熱が36℃に下がっていた。
スコア更新ならず。

「熱、下がりましたか。良かったです。」
パンクしていた自転車が直った程度のリアクション。
そうです。これで来週から自転車操業また始められます。

折角の連休。本でも読もうかと。





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YAMIAGARI

38.1~38.5℃を推移。

ここまでハイスコアが続くと、このまま更新したくなってくる。
スコア更新中!
土日の寝込み率も更新中!
何とか治そうと思って、言わなかったのにな。

だったらもっと、早くに無理って言えばよかった。
そこの判断、難しい。

ブルース、ブルース。
病み上がりのブルース。
本当は病みあがってもいないブルース。




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愛があるってすぐ分かる。

それは大阪へ向かう6:00発の、のぞみのなかで。
前の席に座った灰色の髪のお父さんの朝食がやたらと羨ましかった。
肩越しに見えるお弁当の包みの中からガサゴソとりだされた、
茶色がかったおにぎり。
おにぎりの他にもう一つラップを解いて、ぱりぱりの海苔を丁寧に自分で巻いて
無表情で食べてますけど。それってお母さんが握ったおにぎりよね。
海苔はぱりぱりが美味しいから。
ほら、お父さんぱりぱりのおにぎりがすきだから。
明日新幹線、始発だから。五穀米は体にいいから。
そういってお母さんが30分早く起きて握った、それ、おにぎりでしょう?

絶対に残しちゃだめですよ。余計なお世話でも、ひとり呟く。心の中で。

そういえば去年、お弁当作って、自転車乗って河川敷行った。
ちびっ子の野球に臆病な野次を飛ばしながら食べた。
散歩中の犬が腕に絡み付いてきた。
お陰でご飯が草まみれ。
そんなことを思い出して、早く春になんないかなぁ、と思って、目を閉じて
2時間半の異動時間を、うつらうつらと過ごす。

なんか作って持参しようかと、久々に。





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奇跡を食べて大きくなった

東京はまったく、ひどい雪です。
昼近くになって目が覚めたら、窓の向こうでぴちゃぴちゃと人が歩く足音がして
「ぴちゃぴちゃ?おかしくねーか?」と思い、飛び起きて窓を。
窓を開けたら、フローズンマルガリータか、と突っ込みたくなるような
溶けそうで溶けなくて、かろうじて積もる雪景色。

雪を見るといつも、食べたくなるのが常だった。
スキー場のパウダースノウも、転んだふりをして食べていた。
能登のあられ交じりの雪は、ひとあじ違った歯ごたえがした。
今日のは残念、食指が動かなかったよ。

私の地元では、雪の日でも傘をささない。
痛いほど冷え切った空気の中では、雪が結晶の形のまま落ちてきて肩にのる。
せっかく奇跡的なカタチで降りてきたのに傘でバサバサはらわれては気の毒でね。

降り立った肩のはるか上空で、雨粒が雪に変わる瞬間
その一瞬の空気が冷たければ冷たいほど
奇跡が起きる。
その奇跡が降りてきてるのだからね。





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Mr.Drip Man

コーヒーを淹れる時、彼は必ずポットを持つ右手首にそっと左手を添える。
細口のポットから注がれるお湯は、更に糸のように細く、
挽かれたばかりのコーヒーをむくむくと泡立たせる。

片手でポットを高く持ち、もう片方の手は腰に、なんていうのは、
彼に言わせれば、それはかなりのニヒル。
「コーヒーで飯を食う人間のする姿勢じゃない、僕から言わせれば。」
不意に力を込めて語る彼の口調は、実際強く言葉にしたつもりでも
それでもかなり、かなり優しい。

豆の挽き方、湯の注ぎ方、カップの温め方。
突然あの光景を思い出したのは、体調の回復とともに
久々にコーヒーを飲めるようになったのが嬉しかったから。

お取り寄せしたいけどうちのコーヒー、最近ちっとも減らないのよね。
COLNAGOの自転車はまだお店に飾ってるかな。

Allyの至福の一杯をまたいつか頂きたい。

http://www.intertrust.ne.jp/ally-caffe/index.html







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迷った末の、長い草鞋

風邪もインフルエンザもなんでも、治りかけの時の咳は止めてはいけません。
体の外に菌を出そうとしている時ですから。
それを押さえ込んでは、熱にうなされる白昼夢に逆戻りです。

そんなときだからこそ、人にもよくうつります。

医者と会社の人にそう言われて、明日も休みになった。
初めて出勤を拒否されました、こんなのって初めてだ。

さ、さみしい。




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ティンクル☆ティンクル インフルエンザ

まさかのインフルエンザ。
信じたくなくてもそこにある現実。

感染者になってしまったということと、
そこいらへんに撒き散らして生きていたということ

「帰ってください、今すぐに。」
「言ったことは守ってください。帰るって」
「熱はあるんですか、はぁ?38度?」

汚職事件が発覚して、記者からたて続けに質問を浴びせられる政治家。
きっとこんななのではないか、と。
つまり、怒られているんだ。

もう、マスクが大きすぎて顔が隠れて
誰だかわからないでいる間に逃亡。

サヨナラ。
鍵を開けて、靴を脱いで、倒れこむシーツすら、
ここで回復できるとは、到底思えない重い空気。
これから妄想に入ります。

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風邪とともに去りぬ

広島、大阪の出張を終えて、
なんとか乗り越えたかに見えたこの体の悪寒、
思った以上に
しぶとかった。

遺言と思ってこれを書きます。
遺言と思ってこれを、瓶に詰めて海に流してください。

つまらない妄想で遊ぶぐらいの余裕しかもう、残ってないのさ。

お腹が痛いよ。
さようなら。





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様子がおかしい。

喉の奥に違和感を感じるのは、空気が少し乾いているせい。
今朝玄関を出るときに、一瞬足元がふらついたことは、
飲みすぎが祟ったなと反省したまで。

寒気がするのは冬だから。
ぞくぞくするのは、明日、飛行機に乗れるから。
私の体の中で疼いているのは、そんな可愛らしい童心です。
それ以外にあり得ない。

こみ上げてくるのは恋心。
それ以外のものは出てこない。

顔を半分隠すほどの大きなマスクは、薄い布に奥ゆかしく身をつつむ、
イスラムの女性の気分で。独身女性をさりげなくアピール。
その他には何の意味もない。

「体温計には魔法がかかっているの。」
「あの古い体温計を、絶対に使っちゃだめよ。何もかもが分かってしまうから。」


妄想、スーパーリッチ。
遊ぶのやめてちゃんと寝る。




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何とは無しに長い一日

起床、5時半。集合6時で、出発は6時半。
薄暗い冬の朝はただでさえ寒いのに、今朝は冷たい雨が降っていた。
長野の会社の皆さんが、マラソンで善光寺へ走って、初詣というイベントに
私はビデオカメラを回すという役回りで招待をされたのでした。

そんな“すたこら仕事”から始まったら、一日がもう長くて盛りだくさんで。

初詣から戻るまえの甘酒の熱くて美味しかったこと。
朝食にお誘い頂き、話すこと3時間。
気付けばもうお昼の時間で、「お昼食べ行こう。」といって
ファミレスをあとにしたその後は、
バーゲン盛りの駅前を俳諧。
ビュッフェランチで懲りもせず、デザートまでおかわり。
映画観て、
美容室行って、
バーに行って。

閉店まで居たあと家に帰ったのは、昨日の朝の出発からもう既に
24時間以上たっていた。
ひとつひとつの出来事は珍しくもない一日。
ただその出来事が一度に来たという理由で、長く、特別な一日になった。




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拾っても中身がない話

山手線外回りのホームで帰りの電車を待っていると
向こうから小さいおじさんがやってきて、私の目の前で携帯電話を落とした。
携帯電話はぱっくり割れて、
電池パックとそれをふさいでいる蓋と携帯本体がばらばらに
狭い範囲で飛び散った。

そそくさとそれを拾う、丸まった後姿に目をやりながら
まあ線路に落ちなくてよかったね、という程度のことを思っただけだったんだけど

少し間を空けてから
ホームの黄色いぼつぼつの上を見ると
そこに電池パックだけがひとつ残されていた。

拾って蓋をしても、中身がなくちゃどうもこうも。
そう思ったから、迷わず拾って渡してあげる。
「すいません、電池パック。」
それだけで済ませればいものを、
「携帯、中身入ってませんよ。」
などと。
余計なことを言ってしまった。
照れ隠しにうっすら笑って見せたら
向こうも恥ずかしそうに笑ってた。

そうそう、そんな空っぽ携帯じゃ、大切な人とのメールもできやしませんよ。
余計なこととは知りつつも、心の中でつぶやいて
もう一回あの小さいおじさんの背中くらいチラ見してやろうかと
顔を向けたらおじさんも、同じ事を考えていたのだね。
やっぱりさっきと同じ照れ笑いを浮かべてこっちをチラ見した。

そう、別に何の中身もない話なんだけど。
なんとなく、やり過ごせなかったことだったから。



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糸を手繰り寄せるように

年末は帰省のため、ろくに掃除もせず旅立ったので
東京の家に戻って、やることの多さに意気消沈・・・。
まるで去年の年末のバタバタの様相に逆戻りしてしまったかのような。

でも、せっかく天気もよいし掃除して洗濯して、普段やらない雑巾がけして
今頃だけど精が出ますな。

埃が取り除かれたフローリングを眺めて一息つくと
掃除で運気が上がるという、普段聞き流している言葉を思い出した。
これってまんざら嘘ではないんだろうなと。
開運ルームが完成したら
久々にゆっくりコーヒーを入れて、もっとのんびりしてみよう。

こんなふうに糸を手繰り寄せるように、運気を自分で引き寄せる。
今年も何かを変えていける予感。

皆さま、今年もどうぞよろしく。







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乗り過ごさない日々

大阪の事務所を出たのは、東京行きの最終新幹線発車の20分前。
走りながらすれ違う社員に
「20分で新大阪、間に合いますかね。」
と話しかけてみたけど、眉間に皺を寄せたことだけ一瞥したら
それ以上の言葉は不要。
相手の返事を待たずにそのまま猛ダッシュ。

キャリーバッグで、何人分の足の親指を轢こうが
エスカレーターで何人の方を擦ってごぼう抜きしようが
ひた走る私と後輩の想像は、ただひとつ。
乗った瞬間に背後で閉まる、新幹線のドアの音。
プシューっという音と共に私たちの緊張も解け、
やれやれ、これで東京まで運んでくれる、と顔を見合わせ安堵する瞬間。
ひたすらにそれをイメージして、新大阪で改札口を強行突破。
切符買ってる時間はなくても、ホームに着けばお弁当買う時間はあるのだ。

今日もこうして、モンスターウェーブをメイクした私たちに怖いものなんて何もない。
ただし、今日もこうして間に合ってしまうから、出張先の逆算時間が甘くなっていくのも確か。
いい加減にしましょうね。







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決して裏切られることのない期待

10時ちょい前にそっちに着くよ。
味噌汁と漬物があれば。それで。

と言って、電話しておくとね。
毎年必ずやってくるサンタクロースのプレゼントみたいに
ちゃんとテーブルにそれがのっかっているんだ。
しかも10時ちょい前の絶妙な時間配分で。

欲しかったものが欲しかったタイミングで。
そしてその半分は、優しさで出来ている。

あまりにもHappy。
実家にいても太らない方法を知りたい。
それは、とても難しい。
世界中を悩ませている病の特効薬の開発や
キノコの王様松茸のハウス栽培の新技術などと並ぶくらいに難しい。




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空気が痛いことについて

新幹線を降りた瞬間、「さむっ。」と口にしたけれど
実際は寒いと言うより「痛い」が正解。
さすがに長野は体感する寒さのレベルが違う。一段も二段も。

寒いねと
話しかければ寒いねと
答える人のいる暖かさ。

これは、俵マチさんの。

けどほんとに
「今日は暑いねえ。」よりも
「寒いね。」という言葉を共感できたほうが
より相手に近づいたような気になるのは
何故だろう。

何故だかはわからないけど、そう考えると寒いのはいいね。





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笑ってる場合

明日は福岡。羽田からのANA始発便でゆく。
朝5時に必死で起きる、起きることだけに集中する。
だから明日の準備と明日の朝ごはんの心配をしないで済むように
帰りのコンビニでサンドイッチを物色。

選んだサンドイッチを手にレジまで向かう途中、
ほんの10歩も歩かないくらいの距離で
3回もサンドイッチを落とした。

歩いて、ポトン。・・・おっと。
拾って、歩いて、ポトン。・・・あれれ。
で、拾って、歩いて・・・ポトン。

まいったな。

最終バスを降りて、日付が変わる直前のコンビニ
ひとりでなにか遊んでいるみたいで、笑ってしまった。
寝不足の夜は握力も弱まるらしい。
へらへらと、頬もゆるむらしい。

こんなふうにいつの間にかスイッチがオフになる瞬間が好きだ。
ま、隣で笑って拾ってくれるひとが、いなかったということには目を瞑ろう。





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自分を相手に仮病をつかう

風邪をひいたのは現実のことで、月曜日までに何とか完治をさせるべく
重症のふりをして、寝込んでいる。
喉が痛いだけで寝込んでいる。

そう考えると妙だけど、実際月曜日に喉が痛かったら、
無理やり声をだして、喉をつぶして、そして仕事ができなくなる。
そんな結果が見えているから、飲みに行きたくても誘われても
約束キャンセルしたし、寝るんだ。

たいした風邪じゃないのに遊んじゃだめ。
そう言われてふてねする子供の気持ちになって寝る。



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こんなにも素敵な毎日

平日の昼間でも、カップルが足を止めるクリスマスツリーの前。
人だかりを抜けても抜けても、駅までたどり着けない。
背の高いツリーに視界は遮られ、
キャリーケースを引き摺る足元はおぼつかない。

一体何が嬉しいのか、クリスマス。
心の中でぼやいたその本人が、
直後に携帯のカメラを構えるこの矛盾。
はしゃいだ風にメールを送るのも、
さっきまでそれに群がる人ごみに舌打ちしていたことを思えば
これにも矛盾がある。
自分の感情の振り幅に酔う程の大阪出張。

バランスを取り戻す新幹線の缶ビール。
嫌いではない。

仕事が繁忙期に入り、キャリーケースをごろごろしながらの
全国行脚の生活が始まる。
「辞めたのかと思った」なんて言わないで。
たった一週間、会社で見かけなかったくらいで。

明後日は、広島日帰り。
・・・新しい。
年明けの金沢出張は延期または取り消しに。残念だ。


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夢を根拠にした自分、夢を見すぎた友人と

自宅から高円寺まで、30分で行くわけがない。
そんなことちょっと考えれば、ちゃんとわかることだ。
なのに、少しも疑わずに準備をしていた理由は
昨日の夢で、私が誰かにそう話していたせいで、
普段は夢の中のことなんて覚えていないはずなのに、
とりわけその一場面だけが、私の頭の中の壁にくっついていたらしい。
「高円寺までは30分で行けるって。」
行けるって誰が私に言ったというのか。
そんな夢の一場面を自信満々に参考にしている私は
やっぱり何かが間違っている。

待ち合わせには、友人の方が遅れたからよしとしているけど。

遅れた理由は時間配分の間違いではなくて
純粋な寝坊だった。
きっと何かの夢をみていたんだろうな。



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遠いものに憧れるわけじゃない。

両親の結婚記念日が2日前だったことを、前日までは覚えていたのに
当日は忘れていて、その翌日に思い出した。

まったく詰めが甘い。
こういう時は「いや覚えていたんだけどね」、と言い訳せずにはいられないが
これでは覚えていたとは言えない。どうしても。
と自己嫌悪に陥っている間に記念日の翌日も翌々日も過ぎていくんだ。

「お父さんと結婚して本当によかったと思う」なんて
娘に宛てた手紙に書いている母と
その母と仲睦まじいことを、子供に何度も自慢する父と。

絵に描いたような幸せをありがとう。
この絵を描くまでの二人の限りない道のりを想います。
あたしもいつか人の親になれる時がくるんでしょうか?

くるとすれば、絶対に二人のような親でありたいと
いつもいつも思っています。



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期待していたもの

今年も期待していたものがやってきた。
それはクリスマスではありません。
年末年始でもボーナスでもなく、それは赤いまるいやつでした。

期待していたとか言いつつもいつも食べきれずに
変色させるのが実は毎年のことで。

今年こそひとつも無駄なく配りきって食べきる。
実家からのりんごちゃんでした。




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寒いものに蓋をして走る

風を切る自転車は、寒さなど感じないのだろう。
そのハンドルを握る私の耳はキンキンに冷え切っているという切なさに
蓋をするのは、私のみみあて。
暖かいけど、蓋してるから何も聞こえなくなるんだ。

部屋に戻ると、消し忘れた換気扇が泣いていた。
換気扇が吸い込んだ分の空気を壁の穴が吸い込んで
びゅー。
寒く冷たいものに蓋を。
暖かい真空を。

滑り込んで誕生日を祝ってくれた友人に感謝を。
マリリンモンローのバースデーソングに締めくくられた夜に
日付変更線なんて存在しない。

怖いものなんてない。
日曜の夜はみんな憂鬱だって言うけれど
その夜がずっと続けばいいと思った、その帰り道だ。

暖かな真空をくれる、みみあてはいい。






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凍る肉球が心配。

軽井沢へ行った。
空気が東京よりも少しだけ冷たく、少しだけ澄んでいる。
イルミネーションの煌びやかなことは、東京には敵わない。
それでもその澄んだ空気だけで、ものすごい価値を上乗せしている。

外車率とペット同伴率の高いアウトレットモール。
犬の息までもが白いのを見ると、きがきじゃない。
余計なお世話でも考えてしまう。
犬に洋服を着せるのは、軽井沢限定でありかな。

今年はボードに行こう。
駅から見える人工雪のゲレンデじゃなくてね。


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うだうだうだつがあがらない

だから、誕生日の前に祝ってもらうのってどうなの。
誕生日に当日に会えない場合は、先と後とではどっちがいいのか。
後日のお祝いは、おめでとうを言う方が
「遅ればせながら」という気持ちが拭い切れない。
前日にお祝いしておいて「よい誕生日をお過ごしください」てのは
なんかどっかで寂しい気がする

そんなことを考えていると深みにはまるのがいつものパターン。
そもそもなんで誕生日がめでたいんだ。
街に飛び交う「誕生日おめでとう」の言葉の意味はきっと
「特別な日なんだってね、よかったね」とか「特別な日を過ごしちゃう俺ら仲良しだ」
あるいはよくて「何年か前、あなたが生まれた日に感謝」あたりか?
『誕生した日』であることよりは誰でもその日は大事な人と過ごすものという前提の中で
その大事な日に一緒にいることを祝ってる。

自分の誕生日がいつなのか知らなかったら、もっと誕生について考え、
思い悩み、親に詰め寄った挙句、家を飛び出して
きっと自分探しの度に出掛けていただろう。

誕生を考えれば生を考える
生を考えれば時間を考える
時間を考えると、ただ理由もなく、焦る。

いや、まて。
ここで思考を止めたらいつもと変わらないじゃないか。
と思いつつもう思考は働かず、もはや
限界。zz

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目を閉じてみて、2秒だけ。

会社の仲間に2日早い誕生日を祝って貰い。
格言入りのカレンダー『かけぢく』だってさ。
2008年まであと僅かだ。
仕事を始めて以来、毎年年末が年末らしくなく過ぎていく。
季節感のある仕事をどちらかと言うとしているはずが、年末に忙しくなりすぎて
ちょっとずつ年賀状を書くことをしなくなったせいかな。

出勤途中に木陰をくぐる場所がある。国道沿いで駅まで3分の立地に。
枝のトンネルをくぐって木漏れ日を僅かに浴びる場所、通り過ぎる時間は、2秒。
この2秒が、私の中の季節を感じるセンサーをかろうじて
作動させてくれているのかもしれない。
そのお陰でもう師走なのだと気付く。
この2秒がなかったら、制服の衣替えもできなかったかもしれない。
それは嘘でも、その2秒にはそのくらいの価値がある。
疑う人がいたら、連れて行ってその木の下を通ってみて、ほらね、とやると思う。

何がほらね、なんだ一体。
ただ、そこに案内したいな、と思うだけだ。東京に住む人への好意として。まぁいいけど。

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マイミシュラン*

帰りに寄った村さ来の店長にちょび髭が生えていた。
注文したものを2回も3回も忘れる髭店長の声は甲高い。
その甲高い声で客と話すときは親しみを込めて語尾をのばして。

噂によると、裏口でちょいちょいビールを。
帰り際に蛍の光が流れたあのくらいにきっと。
そうなんですね。

いいと思います。

これからも頑張ってください。

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寝週末の友

クッキーとサブレとビスケットはどう違うの。
会席料理と懐石料理が違うのは最近知ったの。
ミュージカルとオペラは違うよな、やっぱり。

世の中には微妙な違いがたくさんあるな、と
トモダチに貰った「松井サブレ」を食べながら思った。

そういうだらだらとした時間を過ごすのには程よい週末の台風。
過ぎたらびっくりするぐらいの快晴がやってくる。
それはきっとまた月曜日になってからに違いない。

ところで松井サブレというのは
正確には「メジャー松井サブレ」と言って、
石川県の旧根上町がね、実家だから石川県のお土産としては
実際メジャーなんだ。

金沢のどんなおしゃれな和菓子の土産より、
実はこれが一番嬉しい。
ってくらいの自称松井ファンの私。
ほんとだって。

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とんでまわって

100人の名前をいきなり噛まずに言えますか。
言える人がいたなら、どうすることで自分の理性を保ち、カツゼツを保つのか
教えて欲しいんだ。

ただでさえ、100人の前で話をしたり、100人を動かしたりって難しいんだ。
それを、名前噛まずに言えたら100万円なんてご褒美もなく
むしろ噛まずに言えて当たり前。っていう圧力。
アナウンサーさんはすごいね。

自分てまだまだだな、とかのんきに言ってる場合じゃなく、
かなり切羽詰っている。
でも出来ないなら出来ないで、分かんないなら分かんないで、
動くしかないだろ。オレ、ばかだもん。
バカはバカでも、仕事の出来るバカになります。

これからも、厳しい目で見ていただくことを。
そして厳しい目で見る必要のない自分になることを。
祈り、動く。心の底から、その先の景色が見えることを。
望む。

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おどけて見せて。

明日は会社の中でのちょっとした大きなイベントがあって。
だからみんな必死にやっているんだ。
仕事ってさ。特に大きな会社と言われる場所だと、
誰かが辞めてしまったり、自分が居なくなっても
代わりが居るのが仕事、会社って思われがち。
で、しかもそうでなくてはならない。
だからこそ、今自分がやっていることをどんどんだれでもできるようにして
つまり、仕組みやマニュアルを作ったり
自分の下を育てたりすることで
誰でも代わりはいる、という状態をつくらなきゃいけないんだ。
それが企業なんだ。

でも、その作業をできる人
組織やしくみを作って、人を育てて、
「じゃぁオレは次のステージへいくから、あと頼むよ」
「あばよ」とかなんとか
出来ちゃう人が、必要とされる人なんだ。

そういうのって器用なだけじゃできない。
情熱がないと。

忘れちゃいないか?情熱を
情熱のある人を見るのは気持ちがいい。
けど、自分でそれを語るのが気恥ずかしい。

そんな自分にいつからなった??




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どっち。

あっという間に一日が過ぎてゆく。
毎日のことが普通に消化できずに、ひたすら時間を追いかけている自分がいる。
ミスをした報告をしたら、「想定外の範囲内だよ。」と上司に言われた。
想定外?の範囲の中?
だからえーと、許してくれるの?くれないの?

立ち止まっておかしいな、とやってる心のゆとりがなかったのが、
残念で仕方がない。

ゆとりをもてば、最近流行りの「つっこみ力」も身につくんだろうに。
何度も言うけど、それでもこれこそが私が望む生活。

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ため息が白くなるのを待って。

「東京の人は、もうマフラーするのか。」
地元から遊びに来ていた連れが言った。
そう。寒いところではね。本格的に寒くなるまで我慢するもんなのだ。
ちょっと冷たい風が吹いたからって、もう秋ねぇ、もうすぐ冬ねぇ、なんて
スイッチを切り替えていたら
その度に一枚、二枚、重ね着していって、
真冬になった頃には一体、何枚に着膨れしていることか。

冬の寒さにまだ奥行きがあると思うから
今のうちから寒さ耐性を作るのだ。

風が冷たい、と思ってもすぐマフラーを巻かない。
「寒い」とも口にせず、黙って上着の襟元を両手で押さえてみる。

指先が冷たいな、と思っても手袋はまだしない。
やっぱり黙って、無造作にポケットに手を突っ込むだけ。

ハードボイルドでかっこいいな。
なんか地元を見直した。
ちょっとやそっとじゃ、マフラーなんて巻いたりすんじゃねぇやぃ。
やいやい。

といいつつ、今日はふわふわのニット帽。ひとめぼれして購入。
折角買ったし、今日はそのまま被ってショッピング続行。
寒いから、という理由でなければ良いですか?


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覚める夢もなく始まる一日。

起きているのに、眠っているのか
眠っているのが、起きてるなのか
もうそんなことすらもわからなくなる毎日に、なんの不満も落ち度もない。

嘘ではない。これこそ私が望んだ日々。
本当なんだ。

そのことについて、いつになったらお礼が上手に言えるのか。
それはわからないけど、言えることはやっぱり
ほんとに明日になっちゃうんだってことが
現実として、ここぞとばかりに私の前に立ちはだかる。
よくわからないけど。
そうなるとやっぱり尻込みもする。
でも間違いなくこんな日々を私がずっと望んでいたのも知っている。

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こくみんのカサ

透明なビニール傘が、「国民の傘」なんて、
税金でできているから、誰のでも持って行っていいなんて
そんなのってあるだろうか。

そんなのって許されるのかな。
そう言いながら拝借してきてるから,
結局のところ、ありなのだ。

霧雨のうちにやったこと。
どしゃぶりの夜の仕打ちじゃないから、堪忍して。
ごめんなさい。

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なんで雨ふんの。

少しの雨でも、これじゃ、自転車に乗れない。

土曜日の出勤は、久々のチャリと決めていたのに。

代官山まで自転車こいで、みんなでランチって決めていたのに。

半切れ状態で始まる土曜日。

でもどうか、今週も良い週末になりますように!

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MARGARET HOWELL 舞い上がると、這い上がれる

何がなくとも今日は買い物を。
日ごろのストレスなんてものは持ち合わせては居ませんが。
ご褒美を自分にあげるほど、がんばってるわけでもありゃしませんが。
欲望のままに、その一瞬は無計画に
欲望を満たすことに言い訳をしただけの言葉は不要。
発散、ご褒美、たまにはいいじゃない。って?

そんなけちなことはいいません。
欲しいものを手に入れるだけです。
一瞬の魔法を見せてくれるカードで。


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朝のアゲ方

イヤホンを耳にねじ込んだら、
思いっきり元気になれそうな曲を選んでひたすらリピートで繰り返す。
およそ一日の始まりに聴く歌とは思えないようなヤサグレた曲をなるべく選んで。
乗換駅の長い階段にも負けないように。
さわやかな朝の歌なんて聞いたら、これから始まる日常の中に埋もれてしまう。

そんなイメージトレーニングをしている私を
斜め後ろからみた同僚は、かろうじて私の右端の視界に入ることで
やっと挨拶を交わすきっかけを得た。

悪りぃね、でもこれがわっちの戦い方なんでぇ。

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窮屈な制服みたいな。

これはいいこと、これはわるいことっていう定義やルールというものが

自分の中にしっかりとある事が、自分が自分を幸せにできる必要条件。

それがちゃんと自分ルールに変換されていないと、それはただの窮屈。

世の中のルールは全部、大切な何かをちゃんと大切にするためなんじゃないか。

何を大切に思うかが分からなければ

ルールはただ、毎朝理由など考えることもなく、寝ぼけた顔で着込む制服と一緒。

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「お野菜食べなさい。」

私がそう言ったからって。そういって

ここ半年くらい、毎日野菜ジュースを飲んでいる後輩が可愛くて仕方ない。

ま、実際ちょっと違うんだけど。ジュースってところが。

その子は会社の窓際のトマトに毎日せっせと水を上げる。

夏休みに入る前に会社の鉢植えを家に持って帰る。世話をするために。

そんな子だ。

やばい。私もジューサー買ったし、ちゃんと工夫してみようかな。

そのうち同じ言葉をあの子から返されそうだ。

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寝ても覚めても

東京の人は意外にみんなお祭り好きだ。しかもローカルな祭りが。

昨日から近所でいくつかのお祭りがあったこの土日、

神輿を担ぐ知人が意外に多く、

人ごみの中に分け入ればその中でまたばったり人に出会ったり。

東京に来てまだ一年たたない自分がここの地元の人に

いかにも溶け込んでいる風で、それが嬉しくて仕方がないのだけれど

家のすぐ横の道をわっしょいわっしょい、って

そのいわゆる地元祭りっぽさがほんとに意外。

昨日はあんなに祭りを楽しんでいたのに

あのわっしょいを「うるさいな~」と思った私は

昨日も飲んでて今日は遅くまで寝ていたから、

昨日よりも考え方がやさぐれているな。と、反省してみる。

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宵越しの金は持たずに

「おつまみに苦労しても、ビールはエビスと決めている。」

なんかこういうこだわりってかっこいいな。

私のこだわりは・・・

「ヒールの高い靴は、バーゲンで買うようにしている。」・・・履きつぶすから。

これはなんか違うな。

「飲みに行くときは、\5,000以上は持たないようにしている。」・・・使いすぎるから。

あれれ、なんかこれもまったくちがうな。

もう、どうでもいいか。これでいっか。

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暑さを残して。

終わっていく夏を、惜しむかのように食べるかき氷。

味はイチゴミルク。

これを食べたら、舌が真っ赤になるんだっけ、とか考えながら食べたのに

最後に私の舌が真っ赤に染まるのを鏡で観るのを、忘れた。

これでは、夏に申し訳ない。ので、家でもかき氷を作った。

でも帰りに寄ったスーパーでは、イチゴのシロップを入手できず

だから、まだ夏を終わらせることができないでいる。

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料理は誰にでもできる、って。

久々に映画を観た。『レミーのおいしいレストラン』。

大画面でアニメを見る贅沢。って、これ初めてなんじゃないか?

ラタトィユが食べたい。ていうか上手に作りたい。

手料理に飢える最近。

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変幻自在を心に決める

昼にまどろんで、少しだけ横になっていたつもりが
気付いたら5時間ほど眠りこけていたことに気付く。
そういえば朝からなにも食べていなかったな。
そう思って食パンを入れたトースターのダイヤルをねじる。
今日やったことのうち唯一生活感のあるこの行動が、
危うく火事を招く、もしくは自分をハムにするところだった。
焦がしたなんてもんじゃない。
この部屋がスモーク小屋になったのかと。

一体何をしてるんだ?
自責の思いは噛み締めて、でも明日の自分はきっとパリッとしていると
それを信じつつ、まだ重さを持たない瞼を閉じる。

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明日の甘い息を、確実に予測。

どこかのコントにあるような、分かりやすい酔い。
目の周りが赤くなり、ろれつは回るが同じ話を繰り返し
嬉しいことも、悲しいことも娘の話に絡めて話す。
イタリアンレストランで日本酒の熱燗はないかと念のため聞く。

でも、
「佐賀が優勝したから、佐賀牛を食うぞ」
わざわざそう言って、注文するのは私たちに少しでも気を使わせない為。

明日は樽酒のような香りを外に出すべくオフィスの換気を度々することになる。

ご馳走様でした。
頂いた佐賀牛のことじゃなく、あなたの優しさをちゃんと。

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名前はつけない

川に沿って道を下り高速道路に入る頃
揺れる帰りのバスの中では
今日出来たばかりの思い出を早くもフラッシュバック。
そのうちまどろみ、ほどなくぐっすり。

煙に燻されながらも、夢中で頬張るチキン
網の下で不機嫌そうにくすぶる炭火
脱ぎ捨てられて、片方ひっくり返ったビーチサンダル
水面をすべるように飛んでいく小石は、何回跳ねるか

誰かの悲鳴ともつかないはしゃいだ声に皆が振り返る
その先に、水しぶきが、光る 光る 光る。

「ぐっすり寝ちゃってるよ」
「たくさん遊んだんだね。」
こんなことってあまりない、大人になってからは。
ならば、これをやってる私たちを何と呼ぼう。

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復活のお知らせを。

最近は何にも残すことがなくていましたけど、

またいろいろ書いていこうと思います。

よろしくね。

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